通 読 企 画

ギリシア語講読:アリストパネス『雲』


2024年4月より講読開始

 説得術の道場へ・・・

 

水曜日 19:30~21:00

[ 9月 11,18,25 ]

 

秋学期(10〜12月)全10回  

10月 2,9,16,23,30

11月 6,20,27

12月 4,18

 

【教材】校訂テキスト

N. G. Wilson (ed.), Aristophanis Fabulae, Vol. 1 (Oxford Classical Texts). Oxford U.P., 2007.

(必要箇所の PDF をこちらで用意します)

 

テキスト+注釈

S. D. Olson, Aristophanes’ Clouds: A Commentary, University of Michigan Press, 2021. 

(各受講者にてご用意ください)

 

参考書や翻訳に関する情報は授業中に少しずつ提供したいと思います。

講師:野津 寛 【講師紹介】

 

『雲』は、前423年にアテナイで上演されました。おそらくアリストパネスの喜劇作品として最も有名なものではないでしょうか。この作品のテーマは、父親のストレプシアデスとその息子ぺィディピデスの世代間対立、哲学者ソクラテスのパロディです。当時の教育問題をテーマとした喜劇のひとつと言えそうですが、ギリシア語原典で読んでみますと、簡単には要約できないような様々な主題や問題が隠されたテキストです。ギリシア語の精読を基本とし、喜劇の韻律構造、時代背景、プラトンの著作との関係なども踏まえながら、様々な角度から本作品の面白さを味わってみたいと思います。



年間スケジュール

春学期:4、5、6月

夏学期:7、8、9月

秋学期:10、11、12月

冬学期:1、2、3月

受講料

毎週の講座:各学期10回分につき 25,000 円

隔週の講座:各学期 6回分につき 15,000 円

 

学期ごとに銀行振込にて前納をお願いしております。

教材

教材は基本的に各受講生においてご準備ください。入門教科書や洋書は Amazon など通信販売で容易に入手することができます。どうしても調達が難しい場合にはご相談ください。