<お知らせ>

 

           〜現在、新規受講者受付中です

 古典語塾:新年度 春学期(4〜6月)の開講情報を更新しました!

 

ごあいさつ

東洋の島国である日本において西洋古典を読み、古典文献と私たちが対峙するための方法を示し、また、その必要性を喧伝することを目的とする、小さな研究施設を立ち上げます。

 

第一線の研究と出版事業、そして古典語教育、

この三つを活動領域として事業を展開して

いきたいと考えています。

 

みなさまのお力添えを、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

                                               塾頭 安西 眞

 

三つの活動領域

  • 古典文献学の方法論をふまえた、もしくはこの種の研究にしかるべき考慮を払った校訂テクスト、注釈書、および研究書の出版を目標とします。

     

  • 上記の成果を視野におさめ、おもに執筆予定者を講師とするセミナーを定期的に開催します。

     

  • これとは別に、ひろく一般市民を対象として、古典ギリシア語およびラテン語の基礎教育、および文献講読の機会を提供します。

塾頭ブログ

たまに更新しています

 

2015年

9月

14日

秋学期に向けて

看板もネオンサインも新聞広告もなく、HPがあるのみという「つつましやかな」広告活動にもかかわらず、たくさんの方が興味を示され、教室に見学に来られ、教室に通うようになるという事態に、ある種の驚きすら感じています。その理由の大半は、みなさんが人文学、そしてその中心にあるものとしてのギリシア・ラテン文献を読解するという行為の意味を理解しておられるということなのだろうと信じています。繁華街とはいえない場所で古典語教室を開くという「暴挙」に出た塾頭としては嬉しいかぎりです。


秋学期より、ギリシア語講読クラスではプラトン『饗宴』を冒頭から読み始めます。その他については、おおよそ、ギリシア語入門は28課、ラテン語入門は12課、ラテン語講読はセネカ『人生の短さについて』の4章あたりを読み進めています。ラテン語入門は収容人数の関係で新規生をお受けすることは困難かと思いますが、その他のクラスはまだ余裕があります。まずは見学にいらしてください。


なお、冬学期(1~3月)には、以前に試みたようなギリシア語初級と講読をつなぐコースを、ラテン語のそれも加えて、隔週程度で平日の夜のクラスとして試みる予定です。HPを時々見てください。


安西眞


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2015年

4月

30日

新年度を迎えて

この4月で当学舎は3年目を迎えます。


古典語塾の新しい年度が始まりました。すでにお知らせしたように、お勤めを持つ方々にも通えるようにと、時間割を変更しました。やっと、もっぱら古典語を読む知識を身につけるための民間の施設として、最低限の自立が可能な数の塾生に通っていただけるようになりました。現代を生きる人間にとっての必需としての古典語、というものに共感を寄せられる方々がちゃんといるという事実に安心し、また感謝しております。


本年度は、古典語自習の助けとなる教材の生産に励みたいと決意いたしております。HPに掲載しますから、時々ページを覗いてみてください。


正直に申し上げます。私はいわゆるヘレニスト、つまり古典学のなかでもギリシア語文献学を専門とする人間です。今日のヨーロッパという文明的アイデンティティーをめぐって、古典ラテン語によって書かれた文献が持つ意味を否定するような狭い郷党的意識は持ちませんが、それでもラテン語講座が2つとも小さな教室のキャパいっぱいに塾生がおり、ギリシア語教室はその半分にも満たない、という実情にやや不本意、の感想を持っております。


ギリシア古典世界は、人間社会のあり方として部族的共同体に代わる共同体の原理をはじめて模索した先達たちの、苦闘のあとを学べる領域です。文字は今となってはいくらかエクゾティック、多様な方言形の存在、と数えあげれば障害は小さくありません。しかし学ぶ価値は小さいどころではない、と信じています。年度の途中でも「自力で古典と格闘する」目標に向かって進めるよう協力は惜しみません。意欲ある学習者を広く求めます。


安西眞


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2014年

10月

01日

二年目を始めるにあたって

西洋古典語を個人の資格で広めたい、という、いくらか「途方もない」という揶揄の飛んで来そうな試みを始めてから、もう早いもので、満一年が経過しました。参加するひとびとの理想的な人数(教室の継続にとっても、参加者の進歩にとっても)には、まだいくらか及ばない点がありますが、通っている方々の熱心なことには、感謝しています。

 

もうひとつ意外な感謝があります。教室の為の教材(特に中級用)をつくることで、塾頭本人の古典語読解・解釈能力が進歩しているらしい、という自覚がかなりあることです。現役の大学教師だった時にいったい何をしていたのか、という、いくらか後ろめたい気持ちもありますが、きっと雑事から解放されたということもあると思います。べつにこれは嫌らしいかたちの自慢ではなく、教室への、そして読書をともにしてくれる方々への感謝です。

 

注釈書その他の研究文献を出版する為の準備についても、少しずつではありますが、足場を固めつつあります。二年目からは、これを形にできるよう励みたいと思っています。

 

塾頭 安西眞 

 

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2014年

2月

11日

新春のごあいさつ

雪も解ける季節となりました。おくればせながら、新年の挨拶と、ちゃんと、この学舎が活動しているというご報告と、新しい春に向けて準備をしつつあることをお知らせしたいと存じます。

 

昨年10月から開講した古典語教室は、できたばかりの教室、古典語だけという新奇さ、時期の半端なこと、後ろに強力な組織がついていない、などの理由から、あやぶまれた部分もありましたが、幸い、たくさんの方々から興味を示していただき、また実際に開始につきあって下さった方々もおり、まずまずのスタートだったのでは、と思っています。感謝申し上げます。

 

授業時間の設定など、改善すべき点もありましたが、これは、順次、最適のものを求めていく、ということにしたいと存じます。

 

発見したこととして、現在のところ我が国で古典語を学ぼうとする場合に、初級を終えたひとたちが自立して古典文献を読むのを補助する教材がない、という事実があります。これは当学舎にとって最大の課題のひとつであるに違いなく、出版事業の最初の目標として取り組みたいと思っています。

 

また、新年度・新学期に向けて、入門的な短期講義も計画しています。

 

それでは、今年もよろしく。みなさまにとってこの新しい年が実り豊かなものであることをお祈りしつつ、ご挨拶を終えたいと存じます。

 

平成26年2月11日 安西眞


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2013年

10月

27日

古典語塾開講!

古典語塾が始まりました。

 

ホームページだけで教室の開催をお知らせし、生徒の募集をして、はたしてひとが集まるものか?という危惧はありました。

それでも、複数のクラスを、なんとか開始することができました。ともかく一生懸命に授業を続けていくしかありません。

 

ひとりの応募者もなかったクラスは、始めたいというひとがいれば、その方の事情に合わせて開始したいと思いますし、開始されたクラスに参加したいひとがいれば、可能かどうか相談に応じます。

 

ともあれ、まずは塾の開始のご挨拶です。

 

塾頭

   

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 学術雑誌『フィロロギカ』
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