通 読 企 画

ギリシア語講読:プラトン『国家』第1巻


     理想の国家とは・・・ 

 

火曜日 19:30 ~ 21:00

 

春学期(4〜6月)全10回

4月 11,18,25

5月 9,16,30

6月 6,13,20,27

 

教材:

<校訂テキスト>

J. Burnet, Platonis Opera Ⅳ, Oxford 1902.

S.R.Slings, Platonis Res Publica, Oxford 2003.

バーネット版のコピーを用意します。これを基本とし、スリングズについては授業の中で補足します。

<註釈書>

J.Adam,The Republic of Plato Ⅰ-Ⅱ, Cambridge 1902.

<邦訳>

藤沢令夫訳『国家』(上・下)岩波文庫 1979年

 

講師:三嶋 輝夫

 

昨年度は、プラトンの『クリトン』全篇と『ゴルギアス』の一部を読みましたが、ホップ・ステップ・ジャンプで、今年は主著と目される『国家』に挑戦したいと思います。と言っても大作のため数年がかりのプロジェクトになりそうですが、先ずは全10巻の導入となる第1巻から読み始めたいと思います。第1巻は元々独立して書かれたと見る解釈者も多く、初期対話篇同様、アポリア(行き詰まり)に終わります。お祭り見物の帰りがけにソクラテスが立ち寄った友人宅で交わされる老いをめぐる対話 ― セックスから家族による虐待まで!― に始まって、議論は全篇の主題をなす「正義とは何か」という問いへと展開、「正義=強者の利益」だと断じるトラシュマコスの登場によって白熱化します。その生き生きとした、臨場感溢れる攻防をお楽しみいただければ幸いです。



年間スケジュール

春学期:4、5、6月

夏学期:7、8、9月

秋学期:10、11、12月

冬学期:1、2、3月

受講料

毎週の講座:各学期10回分につき 25,000 円

隔週の講座:各学期 6回分につき 15,000 円

 

学期ごとに銀行振込にて前納をお願いしております。

教材

教材は基本的に各受講生においてご準備ください。入門教科書や洋書は Amazon など通信販売で容易に入手することができます。どうしても調達が難しい場合にはご相談ください。