ラテン語講読:プリニウス「書簡集」


     ミノルと呼ばれています・・・

 

月曜日 19:30 ~ 21:00

 

冬学期(1〜3月)全10回 

1月 8,15,22,29

2月 5,12,19

3月 4,11,18

 

【教材】テキスト+コメンタリー

A. N. Sherwin-White ed., Fifty Letters of Pliny, Oxford, 1969.

(各受講者にてお求めください)

 

國原吉之助訳「プリニウス書簡集」

(講談社学術文庫)

 

講師:堀尾 耕一

 

西暦1世紀、皇帝ネロの時代に生まれ、トラヤヌス帝のもとで執政官を務めるなど、爛熟したローマ帝国にあって公人としての生き方を全うしたプリニウスは、『博物誌』の著者(いわゆる大プリニウス)を叔父にもち、修辞学者クィンティリアヌスを師とし、歴史家タキトゥスを友とする、文に秀でた人物でもありました。そんな彼が知人たちに宛てた書簡が幸運にも伝存し、その数は二百数十通を数えます。ウェスウィウス山の噴火やキリスト教徒の様子を伝える記述など、第一級の歴史的資料であるのはもちろん、随所に見られる人間観察のたしかさが読む者を魅了するでしょう。

 



年間スケジュール

春学期:4、5、6月

夏学期:7、8、9月

秋学期:10、11、12月

冬学期:1、2、3月

受講料

毎週の講座:各学期10回分につき 25,000 円

隔週の講座:各学期 6回分につき 15,000 円

 

学期ごとに銀行振込にて前納をお願いしております。

教材

教材は基本的に各受講生においてご準備ください。入門教科書や洋書は Amazon など通信販売で入手することができます。どうしても調達が難しい場合にはご相談ください。