ギリシア語講読:クセノフォン『ソクラテスの思い出』第2巻


     愉快に いこうじゃないか・・・ 

 

火曜日 19:30 ~ 21:00

[ 9月 6,13,20 ]

 

秋学期(10〜12月)全10回

10月 4,11,18,25

11月 1,15,22,29

12月 6,13

 

教材(授業用資料のページにpdf版を用意します)

Xenophontis Opera Omnia II, ed.E.C.Marchant , Oxford, 1921.

 

邦訳:

佐々木理『ソークラテースの思い出』岩波文庫、2005

内山勝利『ソクラテス言行録1』京都大学学術出版会、2011 

講師:三嶋 輝夫

 

今学期は、異端児アリスティッポスとソクラテスの面白おかしい対話を読んでみたいと思います。できるだけ楽をして人生をエンジョイしたいというアリスティッポスに対して、ソクラテスは勤勉の大切さを強調しますが、「暖簾に腕押し」、さっぱり効き目はないようです。しかし、一見、いい加減に見えるアリスティッポスですが、国家を親以上に尊敬すべきことを説く『クリトン』の「国法」の主張とは正反対に、彼が説く「中間の道」すなわち国家の枠組みにとらわれない生き方は、ナショナリズムの傾向を強めつつある現代世界において、改めて検討に値すると思われます。我々も楽しみながら、アリスティッポスの人生哲学に耳を傾けることとしましょう。

 

 

<講師近著>

〜 本年1月発売 〜 

 

『ソクラテスと若者たち』

春秋社